プリのナズロックチャレンジプレイ日記

ポケモンシールドのナズロックチャレンジプレイ日記。

我はメシア、この世界に粛清される。(6:世界の終わり)

(メシアさん名前を勝手にお借りしてブログの題名のネタにしてすみません。内容はメシアさんと関係ありません。)

 

悲劇というのは突然やってくるものだ。よくある陳腐な言葉であるが、僕はナズロックチャレンジをして初めて、この言葉を実感することとなる。

 

6番道路の最初、ホップくんと出会った時、僕はちょっと心配になりつつも、彼を小馬鹿にしていた。彼がネットでネタにされていたのもあると思うが、バトルで負けたぐらいで何落ち込んでんだと。負けてもポケモンを失うわけでもないのに。

クロウ「わたしの死は、君の判断ミスでないと言い切れるのか?」

医者と看護師カップルのクソリア充トレーナーを倒して、階段を登る。上にもトレーナーが。次のジム戦のために、ユリエ(チラーミィ)の経験値になってもらおう。

ワビサビ「わたしがなんで死んだのか、もう忘れちゃったの?」

相手のポケモンは一匹。繰り出してきたのはダゲキチラーミィでは部が悪い。アイ(ジメレオン)に交代だ。相手のローキック。HPが黄色になり素早さがダウン。まずい、次のターンでアイが殺されてしまう、ここはユリエあたりに交換してうたうをするしかない…。ユリエへの交換に対して相手はビルドアップ。ビ、ビルドアップ…!?だが

猶予は貰えた。頼む、うたうを当ててくれ…!しかし、当たらない。ダゲキの無慈悲なにどげり。ユリエはあっさりと倒れる。まずい、このままだと全滅する。ユニ(レパルダス)のいちゃもんを決めにいくしかない…。しかし、相手の方が早い。にどげり。ダウン。どうしようもなくアイワン(トロッゴン)を出す。にどげり。すると相手がやけどを追った。ほのおのからだ…!忘れていた…最初からこれを狙ってアイワンを出していれば倒せたかもしれないのに…!ゴロー(カジリガメ)を出す。やけどのおかげでローキックをなんとか耐えるも素早さが下がり岩石封じの旨みを無効化される。ダウン。ティラノ(ガラルマッギョ)を出す。にどげりでダウン。最後に残ったのはアイ一体だけ。相手の体力は半分以上残っている。

祈る気持ちとヤケクソになっている気持ち半々くらいでみずのちかいを指示。しかし、僕のポケモンを5体葬った化け物は全くものともせず、再びにどげりを放ってくるのであった。

 

目の前が真っ暗になった。

 

 

 

ポケモンセンターに戻った僕は、手持ちがおどろかすとからにこもるしか覚えていないフジ(カジッチュ)だけになっていた。こいつだけでどうしろというんだ。この縛りをやめようかなと何回も思った。僕の今の状態はホップくんと酷似しているように思われた。いや、ホップはビートという名有りのキャラに負けたが僕はモブトレーナーのダゲキ一体に負けたので惨めなのはこっちが上である。ホップくんと里に帰るエンディングがあったら面白いな…。しかし、ホップくんのことを考えるうち、ホップくんについてダンデさんが言っていた言葉も思い出された。負けたとき、落ち込むのではなく何を考えるかが重要だと。そうだ、あんだけ馬鹿にしてたホップくんだって立ち直ろうとしてるのにわたしが折れるわけにはいかない。わたしに惚れてるホップくんにも申し訳ないし、ダンデさんだって呆れるだろう。それになにより倒れたポケモン達はどうなるんだ。まだわたしにはフジが残ってる。里に帰るのはほんとに全滅した後でいいじゃないか。

 

行こう、フジ。あんたならオニオンだって、キバナだって、あのダンデさんのリザードンだってきっと倒せるよ。

 

これが、ナズロックチャレンジ。この旅の果てで、少女は何を見るのか。

 

所持ポケモン

フジ(カジッチュ)♂

 

 

倒れたポケモンが多すぎるので記録はちょっとずつやります。

(あとポケモンを勝手に喋らせるの好きじゃないんですけど離脱したやつらは喋らせます。死人に口あり。)